我が家の1人娘(2歳半)は、1人で寝ます。でもちょっと待って、「1人で寝る」って、2種類ありますよね・・・?
- 別室で1人で寝る(いわゆる1人寝)
- 1人で寝つく(いわゆるセルフねんね)
娘の場合は、②の「1人で寝つく」です。そこに至るまでは、以前の投稿にもあるように、悩み苦しみ(おおげさ)、独学で赤ちゃんの睡眠について勉強した経緯があります。娘によく寝てほしくて、藁にもすがる思いで「ねんねママさんの本」を読み、検索をし、SNSも読みあさり、できそうなことはすぐに実行に移しました。いつからだったか、夫からは「睡眠モンスター」と呼ばれるようになりました。もちろん愛をこめて・・・(多分)。
振り返ると、私がやったことは寝る環境づくりと雰囲気づくりがほとんどです。あとは娘を信じていたらよく寝るようになったし、最終的にはセルフねんねができるようにまでなりました。
さて、もったいぶらずに、我が家の環境&雰囲気づくりの方法をシェアしていきます。
※以下の内容は、(我が家と同じ)夫婦+お子さん1人のご家庭には実践しやすい内容かなと思います。私の場合は半年くらいをかけて徐々に仕上げていったのですが、思いきってできるなら、一気に取り組むと良いのかもしれません。
- 睡眠環境の整え方(寝床、明るさ、温度について)
- 雰囲気づくり(ルーティン、寝る時の音)
やったこと①睡眠環境を見直して整える
別々の寝床を用意しよう
まず前提ですが、我が家は夫婦と子どもが別室で寝ているわけではなく、同じ寝室で寝ています。ただし!ベッドは別々。娘は、生まれて間もないころからベビーベッドで寝ていて、2歳半をすぎた今もそのベッドで寝ています。
ベビーベッドもいろいろあって、乳児の時だけ限定で使うようなものもありますが、私は長く使いたかったので、形も用途も変えられて長く使えそうなものを選びました。当時憧れていたのは、Booriのベッド。今見ても可愛い、欲しい・・・結局買ったのは、別のベッドですが・・・
ここでお伝えしたいのは、できるだけ大人とは別の寝床を用意することです。
それが安全にもつながるし、よく寝ることにもつながるのです(別々なら揺れや振動などが伝わらなくて済む!)。
部屋はできるだけ暗くしよう
そして次に、部屋の明るさ/暗さの調節です。
結論を言うと、寝るときは暗い方がいい!特に夜は真っ暗がいい!
最初の頃は普通レベルの暗さの寝室でしたが、娘の昼夜リズムがしっかりしてからは徐々にグッズも取り入れ、ほぼ真っ暗と言えるくらいの暗さに仕上げていきました。もともとカーテンは遮光でしたが、隙間から光がもれることもあったので、遮光シートを窓に貼って対応しました。
部屋はできるだけ涼しく保とう
そしてこれも大切。
涼しい寝室環境です。
秋冬の涼しい(寒い)季節は大人も自然とよく眠れますよね?夏はエアコンを上手に使い、涼しい部屋を保ってあげてください。直接風が当たらないように気をつければ、「大人が少し肌寒いと感じる」くらいの室温が睡眠にはちょうど良いみたいです。
逆に、冬の寒い日は、スリーパーを活用してみてください。子どもが布団やブランケットをはいでしまっても、スリーパーがあれば安心だし、布団をかけるよりもスリーパーでくるまれてぬくぬく♪くらいの温度がちょうど良かったりもします。
私が出産お祝いなどで推しているのは、Haruulalaさんのスリーパー。オーガニックコットン100%の生地で、名入れも可能。何より、柄が可愛いを超えてラブリー。もちろん娘も愛用していて、このスリーパーは着るだけで抱きしめたくなる可愛さです。
やったこと②雰囲気づくり
安全で暗くて涼しい部屋が整えば、あとは寝るための雰囲気づくりで子どもを睡眠へといざなうのみ。私が重視しているのは、夜の過ごし方と騒音対策です。
眠る前のルーティンを作ろう
まずは、睡眠までのルーティンを作り、例外の日(おでかけや旅行など)以外は、そのルーティンに従って過ごすのです。
我が家の夜の過ごし方はほぼこんな感じです。
- 帰宅後すぐにお風呂
- 夜ごはん
- あそび
- 歯磨き
- 絵本タイム
この5つだけ。後半の絵本タイムになれば、娘は自然と寝るときのおとも(ぬいぐるみやマット)を準備して私のひざに座り出します。ルーティンという感じがしますよね?もう寝る時間だ、と娘なりに理解しているのでしょうね、その雰囲気に自ら入り込んできてくれます。
ホワイトノイズで赤ちゃんを安心させよう
そして音対策。
私はホワイトノイズマシンを使っています。
ここまでくるといよいよ「睡眠モンスター感」が増してくるわけですが、「ホワイトノイズ」音を寝室に流すことで、赤ちゃんに安心感を与えることができます。
さらに、昼寝のときなどに騒音や生活音で子どもが起きてしまうことがぐっと減り、大人もゆっくりできるので、騒音対策としてもおすすめです。
ドアの音やくしゃみの音など、子どもを起こしてしまう音ってたくさんありますよね。そういう騒音に対しては、音で対抗すればいいんです。
まとめ
さて、ここまでが私の実践した睡眠環境&雰囲気づくりです。これがそろえば、「1人で寝つく」ための準備は万全なのでは?と思います。
実は、環境を整えたおかげで娘がよく寝るようになってからもしばらくの間、私が必ず横に(大人用ベッドに)寝ていました。私が横にいるか確認するために手を伸ばして私の顔や腕をさわさわする時期もありました。「ママ?ママ?」と私がいるか(もしくは起きているか)の確認をしてくる時期もありました。そういうときには必ず、毎回同じ対応(無言で1回ポンと娘の胸に手を置くなど)をするようにしました。
すると、いつの間にか触ってくることもなく、ただゴロゴロとブランケットやマットをいじりながら1人で寝つくようになりました。そしてある日、「私がすぐに部屋を出ても1人で寝るのでは?」と思い、そーっと部屋を出てみました。そうしたら、何事もなく寝るではありませんか!そのときの嬉しさといったら!
ここからは、娘を見ていての私の考察です。
寝る前のルーティンを過ごすことで、おそらく子どもなりに寝ることに納得している。
なので、寝ることが「悪いこと」「嫌なこと」になっていない。
しかもたっぷり眠れるから「寝ることが気持ちいい」と無意識に理解している。
だから「よく寝る」のだと思います。
睡眠に関して悩んだことや学んだことはこれだけではないので、まだまだシェアしたいことはたくさんあります。またの機会に・・・