ママのみなさん!
夜の睡眠時間はどのくらいですか?睡眠に満足していますか?
私はもともと早寝早起き体質で、ママになるまでは自分の睡眠に満足していました。それは、眠くなったら寝て、たっぷり寝て起きることが当たり前にできていたから。しかし、ママになり乳児のリズムに合わせる生活が始まると、その状況は一変しました。
新生児期こそよく眠りはしたものの、寝ぐずりがひどくなったり、夜中目覚めて数時間覚醒していたりと、赤ちゃんなりのリズムができるまでの間は、大人の睡眠時間帯にたくさんの問題行動が発生するわけです。
そしてママはそれに一番影響されてしまう。
私もそうでした。夜中眠れなかったから娘のお昼寝中に仮眠しようと思っても、30分で起きてしまい結局仮眠できず・・・そんな状況を何度も経験しました。
どうにかしないと自分の身体がもたない!と危機感を募らせた私は、娘の睡眠を改善しようと模索し始めました。
今回は、そんな睡眠大好きママの私が娘の睡眠を改善するためにやってきたことをまとめます。
- 赤ちゃんが寝なくて悩んだ日々の体験
- 赤ちゃんの睡眠に関する独学の方法
- 実際に効果のあった睡眠環境の整え方
- ママの睡眠時間確保の本当の効果
睡眠不足&睡眠の質悪化に悩む日々
出産~生後半年の母子の睡眠
- こま切れ睡眠が常態化
- 赤ちゃんが気持ちよく寝ているのに、授乳回数にとらわれ、起こしてまで授乳
出産後、入院中から睡眠不足を発症しました。
帝王切開での出産ということもあり、傷・点滴・悪露・血圧・体調の確認などで昼夜問わず助産師さんが部屋を訪れ、休息中でもそのたびにONモードに切り替える必要が・・・
手厚くてありがたいことなのですが、もう少し寝たかったな、と思うこともたびたびありました。退院する頃には、こま切れ睡眠が常態化して、私もそれに慣れつつありました。
さらに、ママたちを苦しめるのが、授乳です。
母乳の出がそこまで良くない気がしていたのですが、娘は哺乳瓶を嫌がり、母乳しか飲まなくなりました。不安に思った私は、夜中も娘を決まった時刻に起こして授乳していました。
私は、赤ちゃんと自分2人の睡眠を自分で削っていたのです。
これが良くなかったと今ではわかるのですが、当時は焦りもあったのだと思います。私がしていたことは、娘の気持ちいい睡眠を遮っていた行為でした。
離乳食開始以降(授乳回数が減るころ)の睡眠の変化
- 離乳食開始にともない授乳の不安も減り、気持ちに余裕が出てきた
- 娘のねんねを改善したくて、赤ちゃんの睡眠について勉強開始
娘が生後半年を過ぎ、離乳食も始まり授乳に関する心配事が少し減るころ、私は実感していました。
赤ちゃんの睡眠時間を増やせなければ、ママの睡眠不足も解消しない!
ということは・・・
赤ちゃんの睡眠時間を増やせれば、自分の睡眠時間も増やせる!
そう強く確信した私は、娘の睡眠時間、特に昼寝時間を増やそうと、燃え始めました。
しかし、娘の昼寝はこまぎれで、早ければ30分で起きるなんてことも当たり前でした。もっと寝てくれ・・・あと30分寝てくれ・・・そんなことを考えながら過ごす時間は、休めも楽しめもしなかったのです。
「ねんねトレーニング」「赤ちゃん 昼寝 ぐっすり」「赤ちゃん よく寝る」・・・
当時の私は、こんなキーワードで検索しまくり、いろいろな人の発信やお医者さんの記事などを読みあさっていました。そのなかで、「これならできそう。やってみたい!」と思えるものにやっと出会えたのでした。
独学で睡眠の勉強!睡眠時間確保の秘訣
赤ちゃんの睡眠を整えることが睡眠時間確保への近道
私が見つけたのは、ねんねママさん。彼女のブログやインスタグラムを読み、親近感がわきました。彼女自身がお子さんの夜泣きに悩んだ経験から、とてもわかりやすく赤ちゃんのねんねについて発信してくれていたのです。そして私は独学で勉強と実践を繰り返し、娘の睡眠を整えていきました。
- 睡眠環境を整えること
- 寝かしつけのベストタイミングを知ること
上記の内容を実践してみた結果・・・
娘はよく寝てくれた!
完全に独学でしたが、勉強すればしただけの効果があったのです。
具体的に何をしたのか教えて・・・
具体例①:昼寝も夜も暗く涼しい寝室で寝かせた!
まず、昼寝も寝室で寝かせるようにして、寝室は暗く涼しく保つようにしました。
夏なら「大人がちょうどいいより気持ち涼しめ」の室温にし、冬なら「あたためすぎない」ことを意識してみてください。赤ちゃんは体温も高めだし、涼しいくらいがちょうどよいのです。
具体例②:赤ちゃんの月齢に合ったタイミングで寝かせた!
次に、月齢に合った寝かしつけのタイミングを知り、できる限りそのタイミングで寝室へ連れていくようにしました。
そのタイミングって、どうやったらわかるの?
活動時間といって、赤ちゃんが起きてから次寝るまでの
目安の時間があるよ♪
月齢別活動時間について、ねんねママさんがコチラで紹介しています。
赤ちゃんそれぞれの特徴や個性があるので、効果がある赤ちゃんもいれば、体力がありあまり寝なくても元気な赤ちゃんもいるでしょう。
ただ、我が家の娘の場合は効果アリでした。劇的に、というよりは、継続していたらいつの間にかよく寝てくれるようになりました。
こうして徐々に、確実に、私の睡眠時間は増え睡眠の質も復活させることができました。
赤ちゃんとママの睡眠を整えた先にあるもの
娘の睡眠時間が長くなったことで自分の体力温存も叶い、一気にママとしてのQOLが爆上がりしました。
それだけで私はとてもハッピーでした。
そして現在。
昼寝を整えたことで夜の睡眠も整い、1歳を過ぎたころから夜も1人で寝てくれるようになりました。おかげで私は寝たいタイミングで眠ることができるし、基本的に朝まで寝ていられます。
ママの睡眠時間を確保したいなら、赤ちゃんの睡眠を整える
これが私の見つけた「ママの睡眠時間確保の秘訣であり、近道」です。
ここまで読んでくださったママさんは、きっと赤ちゃんの睡眠に日々悩んでいることでしょう。わかります、私も毎日悩んでいました。
産後ママはみんな寝不足なんだ、疲れていても赤ちゃんは可愛いのだから仕方ない、と自分の気持ちを抑えて頑張っているのが産後のママたちです。そういう悩めるママさんたちに、ぜひ、赤ちゃんの睡眠を整える方法を試してみていただきたいです。
※ねんねママ『すぐ寝る、よく寝る赤ちゃんの本』を参考にしました。とてもわかりやすくておすすめです。