2年前、英検準1級の勉強を始めたことがきっかけで、私は朝活を習慣にしました。

なぜ朝活を習慣にできたかというと、

家族(主に娘)を起こさずに自分だけが起きることが可能な睡眠環境があったことと、

当時は育休から職場復帰したばかりでてんてこまいで、自分の好きなことをやらないと自分が崩壊する!という焦りのようなものがあったからです。

その後準1級に合格できましたが、その後1ヶ月以上は燃え尽き症候群に陥っていました。

ただ、朝早く起きて自分一人の朝活時間を過ごすことは継続していたので、
「せっかく朝活が習慣になったのだから、もう少し続けてみよう」と思い、英検1級の勉強に踏み出しました。

最初は難しくて難しくて、腐りそうにもなりました。
それでも、毎朝のルーティンが確実に力になっていく感覚を覚え始め、続けるほどに勉強そのものが楽しくなっていきました。

同時に、「私はコツコツが得意なんだ」と自己理解が深まったことも、継続の大きな支えになりました。
この「自分の特性を知ること」が、40代での英検合格を手にするポイントだったと感じています。

この記事では、時間がない40代ママでも、朝活を軸に英検1級の勉強を継続し合格までたどり着けた理由と、実際に行っていた朝活勉強ルーティンを具体的に紹介します。

英検1級の勉強は最初はつらかった

難易度アップの壁にぶつかった

準1級の合格発表のあと、割とすぐに英検1級の参考書・テキストを購入していた私・・・

パラパラ・・・(ページをめくる)

「え、これ誰がわかるのよ?」

見たことも聞いたこともない英単語がずらーりと並んでいたため、完全に怖気づきました。

そして、その後1ヶ月以上、準1級の勉強が終わってしまい燃え尽き症候群の気持ちが半分、もう半分は1級なんて無理だという迷いの気持ちのなか、なかなか朝活時間に勉強を再開できずにいました。

しかし、ここで止まっては、せっかく買った参考書が無駄になる・・・というもったいない精神で、何とか重い腰をあげました。

難しすぎる!と諦めたくなる気持ち、よーくわかります。私も単語帳広げただけで、「無理!」となりましたから・・・準1級とは雲泥の差と言っても過言ではありませんでした。

これから英検1級の勉強を始めようとする方に伝えたいことですが、上記の落ち込みやすいポイントは誰でも感じるものだと認識して、それでも前に進むことが合格への第一歩だと思ってください!

それでも1級の勉強を続けられた理由

もったいない精神で重い腰を上げた私でしたが、朝活時間に英検の勉強を再度復活させることは難しいことではありませんでした。

一般的に一番難しいとされるのは、継続することだと思います。

継続できた理由としては、

  • 朝活で毎日同じ時間に机に向かう“基本型”があった
  • たった10〜20分でも、やればやるだけできるようになる
  • 小さな成長がモチベーションになり、継続が苦ではなくなった

ということが挙げられます。

英検1級で出てくる単語は、見たことも聞いたこともないものが多かったのですが、「単語を勉強する→英語のニュースなどを観たときに聞き取れる→脳が喜ぶ」というサイクルにハマれたことが勉強を続けるモチベーションになりました。

実際に私が取り組んだ朝活勉強ルーティン

さて、ここからは私が実際に取り組んだ朝活勉強ルーティンを紹介したいと思います。

単語

素人の英検1級対策で重要なのは、何と言っても単語です。

単語をあなどるな

これを肝に銘じて、単語をインプットして慣れていくことが最も重要です。

時期やったこと意識したこと
初期・パス単などの単語帳をひたすら読み進める。
・1冊終わったら最初からもう一度進める。
・最低3回単語帳をまわす。
・完璧に覚えようとしない。
・1冊を繰り返し進める。
・テストしない。
中期・わかる単語が増えた実感が出てきたら、単語帳でテスト(チェック欄使用)する。
・過去問や問題集の問題を解く。
・教材を増やさない。浮気せず1冊をひたすら繰り返す。
・単語帳にチェックがつかなかった単語を重点的にインプット。
後期・過去問や問題集をひたすら解いて復習する。
・アプリで単語テストをする。
・親しんだ単語帳を流し読む。できるだけ多く流す。

このような感じで、繰り返し繰り返し1冊を読む潰すことを意識して単語の勉強を進めました。私が使った「パス単」は、単語の横にチェック欄が3回分ついていたのですが、テストできるレベルに到達するまで何度も繰り返し読みました。

最も意識したのは、「完璧に覚えようとしないこと」かもしれません。人それぞれの塩梅ですけれど。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

英検1級 でる順パス単 [ 旺文社 ]
価格:1,980円(税込、送料無料) (2026/2/6時点)


長文読解

長文読解のレベルも一気に上がるのが1級。

対策としては、ひたすらたくさん長文を読み、脳を長文に慣れさせることが重要です。

1級の長文問題の特徴としては、

  • 主語と述語が遠いなど、文章の構造がとにかく複雑
  • 抽象的な内容も多い
  • 1つの文章中に複数の論点が含まれている

などがありました。

うんざりするほど長い文章・・・

私は初期の頃から、問題集や過去問はどんどん読んで、うんざりするほど長い文章に慣れるように心がけていました。読んで読んで慣れて慣れて・・・たくさん間違えてもめげずに取り組みましょう♪

リスニング

リスニングは得意ですか?

この質問への答えによって勉強法は変わってくると思いますが、今回は私がやったことの紹介なので、

私の場合:苦手でも得意でもない。集中すればある程度理解はできるレベル

という前提で、どういったことをリスニング対策として行ったかまとめます。

英検1級を勉強するということは、準1級まではクリアできているということですので、苦手だー嫌いだーと自分で思い込んでいるだけというパターンもあるのでは?

時期やったこと意識したポイント
初期・ニュースなど、少し難しめの素材で負荷をかける。
(YouTubeの活用)
・パス単の勉強とあわせてニュースに触れることで、聞き取れる単語を増やす。
後期・問題集や過去問のリスニング問題をどんどん解く。
・引き続き、ニュースなどで常に英語を聞く環境を作る。
・本番と同じスピード感を意識。
・とにかく英語をたくさん聞く。

本番では、約30分もの間英語を聞いて問題を解く必要があるので、かなりの集中力が求められます。ある程度力のついてきた段階で、長めのニュース番組を聞いたりラジオを聞いたりすることで、長時間英語を聞くことに慣れていくとよいと思います。

ライティング

1級ライティングは、どんどん難易度が上がっていますね。おまけに、ライティングは、

①要約問題

②英作文

の二つの問題で構成されており、書く量が膨大なだけでなく、要約問題では「読んで」書くことが求められます。

私が1級を受けたときは、まだ要約問題が始まってすぐの時期だったため、要約問題の対策になる参考書や問題集は少なかったです・・・

ライティングの壁は厚い&高いと感じた私は、対策本として、こちら(写真)の参考書をやり込みました。(ちなみにこの参考書は二次面接にも使えて、コスパ高です!)

この参考書でやったことはというと・・・

  • テンプレートの型を確認(受かるためにはこれ大事)
  • テーマ別の一般論をインプットする。
  • 感情や自分の意見は持たず、書きやすい回答を導き出す訓練
  • ひたすら書く(PC入力でたくさん打った!)

この繰り返しを、かなり時間をかけて行いました。

本番の思い出ですが、ライティングパートは本当に疲れました。

手首の疲労、脳の疲労MAXの状態で限界をこえていけなければ英検1級には受からない!

それくらい、私の記憶にはライティングパートの苦しさが刻み込まれています。

このパートは要約+英作文という大問2つで構成されていますが、2問だけで全体の3分の1の配点を占める、非常に重要なパートです。

型とテンプレ文章をどんどんインプットして、どんどんアウトプットしましょう。

本物の英語力は型やテンプレ文章のインプットからは得られない、って?

もちろんその正論もわかります。ですが、

うるさい、私は英検1級に受かりたいんだーーーーー

と自らの中にうずく正論をはねのけ、英検1級に受かるための「型」をどんどん吸収しましょう。

理解できない問題が出てくることがないので、対策したらしただけ高得点が狙えるはずです。また、自分の使える英語の範囲で最大限の効果を目指せるパートでもあるので、絶対に落とせないという強い意志で挑んでください。


朝活だけで合格できた理由

英検1級の勉強は、やはり時間をかけた分だけ身になる。

それと、繰り返し

私にとっては「朝活」が英検1級への最短ルートとなりました。最後に、なぜ朝活勉強だけで合格できたのか、振り返ってみたいと思います。

朝は「誰にも邪魔されない時間」

子育てをしていると、本当に自分の時間がなくなるんですよね。これは切実。

そんななか、朝だけは誰にも邪魔されない時間です。

頭はクリアだし身体もまだ疲れていないので集中もしやすい。

朝活の意義を感じるには、「自分だけの特別な時間を過ごせている」と実感することが重要です。

もともと一人が好きだった私は、朝活を始めて再び息ができるようになりました。やっと一人になれて、おまけに好きなことができる!ということで、特別な時間を過ごせている実感がもてました。

朝活時間でやることをルーティン化

前回のブログで時短判断について書いていますが、朝活時間にやることをルーティン化してしまうことも効率的に勉強を進めるための秘訣です。

「今日は何から始めようか」「次は何をしようか」

いきあたりばったりの勉強は、無駄な判断時間がたくさん生じてしまい、非効率的。

起きてからやることを考えるのではなく、全てルーティン化するとラクになります。

ルーティンの例
  • 4:30~ パス単15ページ分
  • 5:00~ 長文読解
  • 5:30~ ライティング1問
  • 6:00~ YouTubeで英語ニュース観ながら朝ごはん準備

例のように30分きざみで計画を1週間分おおまかに立て、朝活でこなしていく日々でした。たまには長めの休憩時間をとったり、あえて休息日をつくったりして無理をしすぎないことも大切!

コツコツ型の自分に気付いた

また、準1級の勉強を始めて朝活勉強をするようになり、自分についての理解が深まったことがありました。

それが、

  • 目標を設定してコツコツ積み上げるのが好き
  • 計画をクリアしていきタスクが消えることに達成感を感じやすい
  • 「効率」「達成感」が好き

ということでした。

自己理解が深まると、朝活勉強がはかどるだけでなく、日々の生活までラクになりました。

なぜかというと、

自分の特性を勉強スタイルにいかせるし、さらには仕事の取り組み方にもいかすことができるから。

勉強スタイルには、「計画を立てて終わったことがわかるように手帳に可視化」という習慣を確立。

仕事スタイルには、「タスクは小さいことから大きなことまで全てリスト化し、1日でできる量をあらかじめ決めてこなしていく」ことを習慣化しました。

これで、1日の終わりに、「目標を達成したぞーーーー」と心の中でガッツポーズ。

バレてきたと思いますが、私の脳は単純です。でも、脳の喜ぶことを知っているのと知らないのでは、日々の充実度が違います!

習慣化×自己理解

結局、私が英検1級に合格できた理由は、

①朝活をとおして勉強を習慣化したことと、

②その習慣の中に自分の特性をいかしたから

この二つに尽きる気がします。

一人ひとりの特性をいかして勉強を進めることが、習慣化のコツでもあり、英検1級への近道でもあるのでは?

下に、他にどのようなタイプ・特性が考えられるかまとめてみます。

タイプ特徴いかせる勉強法
外部刺激型一人では継続しにくい。
誰かと一緒が安心。
SNSで勉強の進捗を毎日発信する。
勉強系オンラインコミュニティに参加する。
好奇心型飽きやすい。
繰り返しが苦手。
新しい教材を定期的に追加する。
興味のある分野を徹底的にやる。
完璧主義型中途半端が嫌い。
深く理解したい。
範囲を設けて徹底的にやる。
25分ポモドーロタイマーを活用する。

勉強を習慣化したいと思っているのであれば、一度自分の特徴・特性を深掘りしてみることをおすすめします。

40代共働きママでもできる!

ここまで読んでくださりありがとうございます。

繰り返しになりますが、英検1級に合格できたのは、特別な才能があったからではなく、朝活という小さな習慣に、自分の特性をうまく重ねられたからでした。


忙しい毎日の中でも、朝だけは誰にも邪魔されず、自分のために時間を使える。
その朝活時間に、効率・達成感が好きな自分の特性を重ねていったことで、勉強が無理なく続いていきました。

習慣化と自己理解がそろうと、勉強は「頑張るもの」から「自然に続くもの」に変わります。
時間がない40代でも、家事や育児に追われていても、自分に合った続け方さえ見つかれば、確実に前へ進めます。

小さな朝活が、気づけば大きな成果につながっていく。
その実感を、この記事を読んでいる方々にもぜひ味わってほしいと思います。

※できない日があって当たり前、完璧を求めすぎないことはお忘れなく!