- 「辞めたい」ばかり考える暗黒期を経験した。
- 変わったのも変わる必要があるのも「自分」だったと気付いた。
- 信頼できる人に打ち明け、新しいことを始めてみた。
- 少しずつ冷静になり、課題と希望が見えてきた。
前回の記事(前編)では、上記のような「辞めたい期」についての私の経験を紹介しました。信頼できる人に打ち明け、新しいことを始めただけですが、確実に、私の日常は変化していきました。
そして、自分をもっと知りたい、もっとワクワクしたい!という課題と希望を見つけることができました。
今回の記事では、その課題と希望をどう掘り下げたかについて、まとめていきたいと思います。
- 自己分析して自分の強みを知る(今回はコチラ!)
- 好きなことを深堀りする
- 得意なことを深堀りする
3. 自己分析して強みを再発見する
まず、コーチングなどをとおして自分の気持ちや考えにゆっくり向き合ったことで、自分が以前と同じ自分ではなくなっていることに気付きました。そして、今の自分をもっと知る必要があるのでは?と考えるようになりました。
自己分析や強みといった言葉をキーワードに、自己分析の世界にのめり込んでいきます(笑)
40歳目前で、自己分析を始めるとは思いませんでした。ここからは、興味深いと思った2つの自己分析方法を紹介しますね♪
自己分析の方法①森岡毅さん流自己分析
みなさん、TCLで自分の適性&強みを見つけることができると知っていましたか?
TCL?いったい何の話?
TVで観たことを思い出し、自分でもやってみました。
私が実際にやって面白いと思った自己分析法の1つめは、USJを再建したことで有名な森岡毅さん流の自己分析法です。それが、TCL分析。
自分の適性を知るために、自分の好きな物事を動詞で考えてみること。そこに強みや適性が隠れている!
TVで森岡さんが話していたのは、このような内容でした。
それでは、TCL分析はどのように行えばいいのかについてまとめてみます。
- 好きなことややってみて楽しかったことを動詞で考え、動詞を50個書き出す。
- 50個の動詞をThinking/Communication/Leadershipに分類する。
- T・C・Lどの属性に自分の好きな動詞が多いか確認し、傾向を見つける。
まず、過去にやって楽しかったことや自分の好きなことを考えてみてください。そしてそれを動詞にしてみます。
好きなことが名詞だった場合も、できるだけ動詞に言い換えてください。
好きなこと:料理 → 献立を考える、新しい料理を試すなど
好きなこと:バーベキュー → みんなで集まって話す、協力して作りあげるなど
次に、思いついた動詞を分類していきます。
Thinking・Communication・Leadershipのうち、どれに当てはまるか?
献立を考える → Thinking
みんなで集まって話す → Communication
そして、動詞がどの分類に多く集まったかを確認し、傾向を見つけます。動詞が多く集まった属性にこそ自分の強みがあり、強みや適性に合った職種を選ぶことが重要ということになります。
Thinkingが多い人→ファイナンス・コンサル・研究職・マーケティングなど
Communicationが多い人→営業・広報・プロデューサーなど
Leadershipが多い人→経営者・管理職など
このTCL自己分析によって、自分の強みや適性、傾向などがわかります。よりいっそう、自己理解が深まることでしょう。強みがわかると同時に、弱点も見えてくることもあります。
森岡さん曰く、「適性に合っていない職種を選んでいなければ、大丈夫」とのこと。とても心強い!
- T:25個 C:8個 L:23個 (圧倒的にCが低く、TとLが同程度)
- 自分の裁量で物事を進めることが好き
- 人が決めたことをするのが嫌い(苦手)
- 計画を立てて取り組むことが好き(得意)
自己分析の方法②ストレングスファインダー
ご存知の方も多いのではないでしょうか。2つめの自己分析法は、「ストレングス・ファインダー」です。本に書かれたアクセスコードを入力し、WEBで質問に答えていくだけで、自分の強みが発見できるというものです。所要時間は20分~30分です。
実はこの本、生き方に悩む私への誕生日プレゼントとして、友人が誕生日プレゼントとして贈ってくれました。(その友人もしっかり経験済み)
これに限ったことではありませんが、注意しなければいけないのは、
強みは知るだけではなく、伸ばさなければ意味がない!
ということです。
私も最初は「自分の強みを知りたい」という気持ちが強く、その先までは考えていませんでした。でも、本当に自分を変えたい&変わりたいという気持ちも大きくなっていたので、この自己分析をとおして「今後どうすべきか」について考えることができました。
ストレングス・ファインダーをとおして、自分が当たり前にやっていることが案外強みや才能になるんだということがわかると思います。私は、「自分には何もない」と考えがちでしたが、「自分も捨てたもんじゃない」と思えるようになりました。
つまり、自分の「普通にできること」は、他人にとっては「普通にはできないこと」である可能性がある!ということです。
強みや才能が認識できるようになれば、あとはそれをどう活用していくかが問題ですね。
- WEBでストレングス・ファインダーを受ける。
- 自分の才能を知る。
- 才能をいかすための行動アイディアを知る。
- 実際に得意なことをする!行動する!
このように、自己分析にハマってとことん自分と向き合ったおかげで、自分にも得意なことがあるんだ♪と少し自信をもてるようになりました。また、前編で紹介したように、新しいことを始めてポジティブになれたこともあり、行動することへのハードルも低くなっていました。
他人より得意かもしれないことや好きなことをもっと積み重ねていけばもっとワクワクできそう♪そんな気持ちでした。
後編②深堀りへとつづく
もともと私は、好きなこと嫌いなこと、やるべきことやらなくてもよいことなどを明確に分類して物事を進めていくタイプでした。しかし、ワーママ初期は、自分の変化にも周りの環境にもついていけず振り回される日々・・・
前編と今回の自己分析編までをとおして、
①悩みを打ち明け本当の問題に気付き、
②新しいことを始めたら少しずつ希望が見えてきて、
③自己分析で自己理解を深めました。
これ以降、私は持ち前の決断力をいかし、自己分析で再確認できた「好きなことや得意なこと」の深堀りを始めることになります。
今度はいったい何を始めるんだよ・・・そのくらいのテンションで、見守ってくださると嬉しいです。